バチカン美術館の魅力に取りつかれたらもう大変

バチカン美術館の写真

イタリアのローマにやってきたら、ぜひ一度は訪れてみたい美術館があります。
まず、バチカン市国内にあるバチカン美術館です。バチカン美術館は、大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成される世界有数の規模を誇る美術館です。500年以上の歴史があり、歴代のローマ教皇が収集してきたコレクションを収蔵、展示しています。

バチカン美術館には、古代彫刻、エジプト美術、エトルリア美術、現代キリスト教美術などの専門美術館のほか、図書館や中世の建物の一部であるシスティーナ礼拝堂、ボルジア家の間、ラファエロの間などがあります。バチカン美術館では、年代やテーマ別に作品が展示されていて、その作品は絵画、彫刻、地図、建築物と様々です。作品の数も多いので、とても1日ではすべてを見る事はできません。

 

展示されている作品の中で、特に有名な作品をあげると、まず、ミケランジェロの天井画「創世記」と祭壇壁画「最後の審判」が描かれている「システィーナ礼拝堂」があります。システィーナ礼拝堂は世界的にも有名な礼拝堂で、「創世記」も「最後の審判」もバチカン美術館の代名詞ともいえる人気の高い作品です。その他にも、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「聖ヒエロスムス」やラファエロが描いた「キリストの変容」などの絵画があります。

ラファエロの間には、「アテナイの学堂」というラファエロが描いたフレスコ画があります。「アテナイの学堂」は、アテネの学堂に集うギリシャの有名な賢人たちを描いたラファエロの最高傑作と言われています。

それから、ローマにはボルゲーゼ美術館もあります。主に、ルネサンス美術やバロック美術の作品が中心に展示されている美術館です。シエナ出身の貴族ボルゲーゼ家が収集してきた美術コレクションと言われています。ボルゲーゼ美術館に展示されている作品の中で、最も有名なものは、バロック芸術の巨匠と言われたジャン・ロレンツォ・ベルニーニの彫刻作品「アポロンとダフネ」です。ギリシャ神話の物語の一つ、アポロンとダフネの悲劇を描いた作品で、ベルニーニの最高傑作と言われています。「アポロンとダフネ」は、大理石の奇跡と呼ばれることもある作品です。

その他にも、ベルニーニの「プロセルピナの略奪」という作品や、カラヴァッジオの「病めるバッカス」という作品、ドメニキーノの「狩りをする女神」、ラファエロの「一角獣を抱く女性」などの作品が展示されています。