ローマのその他の言っておくべき広場

共和国広場

ローマには、観光の名所としてめぐるのに相応しい広場がいくつもあります。

まず、バルベリーニ広場です。バルベリーニ広場は、バロック時代を代表する彫刻家にして、建築家、画家でもあったジャン・ロレンツォ・ベルニーニがつくった2つの噴水がある広場です。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニは、バロックの天才と呼ばれ、「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛されるほどの巨匠でした。バルベリーニ広場にある作品の一つは、広場の中央にあるトリトーネの噴水(Fontana del Toritone)です。1643年に完成したバロック様式の傑作と言われている作品です。もう一つは、蜂の噴水(Fontana delle Api)という作品です。バルベリーニ家出身の教皇ウルバヌス八世のためにベルニーニがつくったもので、バルベリーニ家の紋章である3匹の蜂が彫られた噴水です。

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次に、共和国広場があります。共和国広場は、古代ローマ時代にローマ共和国皇帝のディオクレティアヌスが建設した公衆浴場ディオクレティアヌス浴場の目の前にある広場です。ディオクレティアヌス浴場の大きな半円形の柱廊を元に広場がつくられたといわれています。広場の中央には、彫刻家マリオ・ルテッリがつくったナイアディの泉と呼ばれる噴水があります。4人のブロンズ像の妖精が水を噴き上げているデザインで、妖精はそれぞれ、白鳥を掴んでいる湖の妖精、川の怪物の上で横になる川の妖精、海の象徴である馬の背中に乗る大洋の妖精、竜の上に立つ地下水の妖精を表現しています。

そして、サン・ピエトロ広場があります。サン・ピエトロ広場は、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂の前にある楕円形の広場です。サン・ピエトロ広場は、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計により、建設され完成までに11年かかったといわれています。広場を取り囲んでいるのは4列に並べられた372本の石柱で、柱の上には140体の聖人像が立ち並んでいます。広場が楕円の形をしているのは、ベルニーニの「サン・ピエトロは全ての協会の母なのだから、母のように両腕を広げて受け入れることを表現した柱廊が望ましい」という強い思いからきていると言われています。また、サン・ピエトロ広場には、ある特定の場所があって、ここに立つと広場を囲む4列の柱廊が1列に重なって見えるという面白い仕掛けがしてあります。